スチュワーデスのお正月@飛行機
皆さま、あけましておめでとうございます!
今年もどうぞよろしくお願いします😌
写真は渋谷「西光亭」さんのくるみクッキーの箱。
とっても可愛い😍
福がいっぱい来そうな感じです。
今年は、お家時間のお正月を過ごされた方が多いと思います。
私もその1人。
今日も朝から箱根駅伝のテレビついてる・・位だったのに、最後、駒沢の大逆転を何故か応援しながら見てしまいました。
大八木監督、偉大な指導者だなぁ。
飴と鞭の使いわけも素晴らしい!と感心。
さて、表題のスチュワーデスのお正月を思い出してみましょう。
15年間の会社生活の中では、お正月、仕事の年もあれば、たまーに運良く休みの年もあったり。
でも、若い頃は、お正月って働いてる方がいいなー。などと思っていました。
そういえば、入社した年、私は年末年始成田空港の到着ロビーで研修中だったのですが、その年の大晦日、「地元で集まるよ−」と、実家に電話してきた高校の同級生達(男子含む)が、
「お母さん、入社1年目の女の子を年末年始働かせる会社なんてありません!絶対お母さん騙されてます😆」って本気で母に言ってきて、後から大笑いした年もありました。
訓練が終わり、フライトし始めてからも、いくつか思い出に残る年末年始があります。
パリからの帰り道、飛行機の上で年越しした時は、「ただいま年が明けました!」と日本時間の0時にキャプテンが機内放送をしたような覚えがあります。(確か。そんな記憶です)
その飛行機はパリを12月31日発だったので、お屠蘇サービスはなく、通路を歩いて、お客様と「あけましておめでとうございます!」と言いあった思い出があります。
飛行機は、1日発便だとお屠蘇サービスがあります。(今もあるのかしら?)
台所当番(ギャレイ)は、屠蘇散をつけて(何につけたんだろう?ちゃんと味醂につけてたんだろうか?)お屠蘇のお銚子や、お客様に配る盃を用意します。
元旦の飛行機って空いていることが多かったので、のんびりゆっくりお屠蘇サービス。
「美味しい!」っておかわりされる方もいれば、「形だけね」と言ってお付き合いくださるお客様もいました。
仕事が終われば
大先輩方にお年玉をいただいたり。
縁起物をいただいたり。
日本に帰ると、室(部のようなもの)では、マネージャーがビールを用意して待っててくれたり。
ステイ先で年越しの時は、皆で花火を見に行ったり、衛星放送の紅白歌合戦をキャプテンのお部屋に皆で集まって見たり。
日本とはちょっと違うけれど、外国で食べるとなんだか美味しいお節風お料理を食べたり。
お正月フライトは、スチュワーデスにとっても、ちょっと特別な楽しいフライトなのです。